健康は、体のバランスを保つことから始まります― 梅雨明けの夏に考えたい「ホメオスタシス」の話 ―
こんにちは、からだケアの家です。
本日、近畿地方も梅雨明けとなりました。
いよいよ本格的な夏の始まりですね。
夏至を過ぎたばかりで、まだ一年の中でも昼の時間が長く、太陽のエネルギーをたくさん受ける季節です。
東洋では、この時期は「陽」のエネルギーが最も盛んな季節と考えられています。
一方で現代の生理学では、強い暑さに対応するため、体温調節や発汗、水分・塩分のバランス、自律神経の働きなど、体のさまざまな機能が休みなく活動しています。
表現は違いますが、どちらも「季節の変化に合わせて体は絶えずバランスを取っている」ということを教えてくれています。
この体のバランスを保つ仕組みを、生理学では「ホメオスタシス(恒常性)」と呼びます。
暑ければ汗をかいて体温を下げる。
水分が不足すれば喉が渇く。
疲れがたまれば眠くなる。
私たちが普段あまり意識しないところで、体は24時間休むことなく働き続けています。
しかし、急激な暑さや寝不足、冷房による冷え、忙しさによる疲労が続くと、この調整機能にも負担がかかります。
「なんとなくだるい」「疲れが抜けない」「よく眠れない」。
そんな不調は、体が一生懸命バランスを保とうとしているサインなのかもしれません。
健康とは、特別なことをすることではなく、このホメオスタシスが無理なく働ける状態を保つことだと私は考えています。
だからこそ、暑い時期は頑張りすぎないことも大切です。
こまめに水分を補給する。
しっかり眠る。
冷房で冷やしすぎない。
そして、疲れをため込みすぎる前に体を休ませる。
そんな日々の積み重ねが、夏を元気に過ごす土台になります。
当店でも、施術を通して体の巡りを整え、心身がゆっくり休める時間を大切にしています。
自然のリズムに合わせながら、体が本来持っている力を発揮しやすい状態を保つこと。
今年の暑い夏も、ご自身の体の声に耳を傾けながら、無理のない毎日を過ごしていきましょう。
