力を抜くことも、大切な能力です
こんにちは、からだケアの家です。
施術をしていて、最近よく感じることがあります。
「力を抜いてくださいね。」
そうお声掛けしても、なかなか脱力できない方が少なくありません。
腕を持ち上げても、一緒に力が入ってしまう。
足を動かそうとしても、ご自身で頑張って動かしてしまう。
もちろん、それは悪いことではありません。
それだけ普段から、体が緊張した状態に慣れてしまっているのだと思います。
私たちの体には、活動するときに働く「交感神経」と、休むときに働く「副交感神経」があります。
本来はこの二つが、その時々に応じて自然に切り替わることで、体のバランスが保たれています。
ところが今は、スマートフォンを開けば次から次へと情報が流れてくる時代です。
ニュース、SNS、動画、広告…。
便利になった反面、私たちの脳は常に新しい情報に反応し続けています。
人は生き物です。
危険や不安につながる情報には、もともと敏感に反応するようにできています。
それは自分の身を守るための、大切な本能です。
だからこそ、刺激の強い情報や不安をあおる情報ばかりに触れていると、知らず知らずのうちに気持ちも体も緊張した状態が続いてしまうことがあります。
そんな毎日が続けば、交感神経が働きっぱなしになり、体の力が抜けにくくなることもあるのかもしれません。
だから私は、意識してリラックスする時間をつくることも、健康にはとても大切だと思っています。
散歩をする。
ゆっくりお風呂に入る。
スマートフォンから少し離れてみる。
そんな時間が、体にも心にも「休んでいいよ」と伝えてくれます。
そして、体をゆっくり緩める時間として施術を受けることも、その一つです。
施術を通して、「こんなに力が入っていたんだ」と気付かれる方も少なくありません。
力を入れることは誰でもできます。でも、力を抜くことは意外と練習が必要なのかもしれません。
当店で過ごす時間が、体の力を抜く感覚を思い出し、毎日の生活の中で少しずつリラックスする習慣につながれば嬉しく思います。
