コリは、触れるものなのでしょうか?

2026年7月21日

こんにちは、からだケアの家です。

施術をしていると、よくこんな場面があります。

「そこです!そこが一番つらいです。」

と言われる場所を触ってみると、確かに硬く感じることがあります。

でも反対に、触ってもそれほど硬く感じないのに、とてもつらそうにされる方もいます。

長年施術をしていて思うのは、「コリ」は意外と不思議な存在だということです。

硬いからコリなのか。

痛いからコリなのか。

押して気持ちいいところがコリなのか。

実は、はっきり一つでは説明できません。

トリガーポイントという考え方では、「押すといつもの痛みが再現される場所」が大切にされています。

一方で、ご本人しか分からない「ここが気になる」という場所もあります。

つまり、コリには触れて分かるものもあれば、ご本人の感覚だからこそ分かるものもあるように思います。

私は最近、コリとは「神経が過敏になっている状態」と考えると、いろいろなことがつながるように感じています。

だから施術では、ただ強く押すのではなく、じんわりと圧をかける時間を大切にしています。

その刺激によって血流が変化したり、神経の興奮が少し落ち着いたり。

そんなことが、体の「楽になった」という感覚につながっているのかもしれません。

もちろん、まだ分からないこともたくさんあります。

でも私は、コリは単なる「筋肉の硬さ」ではなく、筋肉や血流、そして神経の働きが重なって生まれるものではないかと考えています。

だから施術でも、硬い場所だけを見るのではなく、その人の体全体の状態を大切にしています。

コリとは何なのか。

まだ答えは一つではありません。

だからこそ、これからも一人ひとりのお体に触れながら、考え続けていきたいと思っています。